ビジネスメールでみた表現

僕が日々取り扱う顧客からのメールより、

 

これは自分でも使えそう、

自分も使いたい、

おもしろい、

 

と思った表現を備忘のためにまとめたいと思います。

 

まずは米・顧客からの一文で面白いと思った表現。

 

1) Much about President Donald Trump’s policies are yet shrouded in mystery.

 

be yet shrouded in mystery: まだ謎に包まれている

 

といった感じでしょうか。

 

次に、自分が使えそうで上手く使えない表現をまとめてみます。

まずは米国の顧客からのものです。

 

2)「料金が発生するなら」 

If there is a charge for this

 

There is を使うという発想が難しく感じます。

自分なら、「料金」を主語にして、

「発生する」は動詞でなんだ?となるかもしれません。

 

3)「以下のメールのやりとりから思い出せると思いますが」

as you may recall the string of emails below

 

the string of emails はなかなか使えないですよね。

 

4) Oops! It must have been a Monday Morning Syndrome.

 

週明けの月曜日に、

客先に簡単なミスを指摘した後に届いたメール。

Monday morning syndrome が面白いですね。

 

5) 「PO(注文書)を確認して、すぐに出荷を教えてください。大至急。」

Please confirm PO and soonest delivery date – super RUSH.

 

Super RUSH と言われるとすぐにやってあげなきゃ、って感じですよね。

 

6)「すぐにこれをやれますよ。」

I can have this done quickly.

 

こういう have + O + pp はなかなか思い浮かびません(笑)

 

7) 「遅くなって申し訳ない、本件についての記憶を

呼び戻す必要があったもので。」

Sorry for the delay but had to refresh my memory

on some of the cases.

 

refresh my memory

これは結構使えるようになりました

 

8) 「それは(変更しないで)そのままにしておきます。」

We will leave things as they are.

 

「そのままに」の as they are

頭では分かっているのですが、いつも一瞬考えてしまう表現です。

 

9)「リクエストが不明瞭で申し訳ない。」

Sorry I wasn’t more clear on my request.

 

こういう簡単な単語も上手く使いこなせていないことを

思い知らされます…

 

10) I would like to get your feedback as soon as possible

so I can speak with confidence that we know what we are doing.

 

和訳するのは少し難しいですね。

「出来るだけ早くフィードバックがほしい。」

「そうすれば、自信を持って話せます。」

「当方が何を行っているかを知っていると。」

 

つまり、自分たちが間違った方向に進んでいないことに対し、

確信を持つために、すぐにフィードバックがほしい、

ということですね。

with confidenceは日本人的発想から離れていて、

なかなか使えないと感じます。

 

11) 「下のメールのフォローとして。」

As a follow up to the below email.

 

follow up を名詞で使うのもありですね、

 

次は英国の顧客のメールの一文

 

12) 「今回の問い合わせが最近送ったものと

重複してたら申し訳ない。」

Apologies if this duplicates a recent enquiry.

 

「重複していたら」というときに、

私はいつもduplicateを名詞で使っていました。

This is a duplicate of … みたいに。

でも、動詞で使ったほうがすっきりすると勝手に感心しました(笑)

 

次は豪からのメールより

 

13) That was very remiss of me to not include James.

 

相手がCCにJames(仮名)を入れ忘れていることを

教えてあげた後、客先から来たメールの一文です。

このときはじめてremissという単語を知りました(笑)

remiss = 不注意な、怠慢な、という形容詞です。

 

Remiss of me は何か受験英語を思い出します。

人の性格を表す形容詞の時はofだよ、みたいな。

 

でも、私が学生だったときは、

not はtoと動詞の原形の間に置くのはご法度と習いました。

分離不定詞とやらです。

ただ、実際には非常に多く見かけますね。

 

14) Sorry. I have given the invoice to Lisa to resolve.

Hopefully, this will be all squared away soon.

 

顧客が運送料金 freight chargeの支払いを忘れていたことを

指摘したときに返信として届いたメールです。

 

「すみません。Lisa(仮名)に請求書を渡して

  支払いをするように言いました。」

「すぐにsquare awayされると思いますので。」

 

この文章の言わんとすることは何となく分かりましたが、

Square awayが何のことだか確信できませんでした。

Oxford Dictionaryで調べると、

Square = balance (an account)

とそのまま(笑)の意味が載っていました。

 

 

以上です。

 

 

もし少しでも参考になればうれしい限りです。

 

Thank you.

Ohmukun